沖縄そばとソーキそばの違いとは何でしょうか?
それは、大まかにいってしまうとトッピングの違いです!
沖縄そばにのっているお肉に違いがあります。
・沖縄そばとソーキそばの違い
・トッピングの具材によるそばの種類
・地域によるそばの種類
・観光中でも子連れでも行ける沖縄そば屋
などについてご紹介します。
沖縄そばとソーキそばの違いは何?
沖縄そばとソーキそばは、大きく言うとトッピングの違いです。
・沖縄そばには三枚肉
・ソーキそばにはソーキ
がトッピングされています。
ソーキや三枚肉の他にも、具材によりメニュー名がついた商品が多いです。
今は、ランチとしても子連れでも行けるお店も多く沖縄県内外で沖縄そばやソーキそばを食べられるお店が増えてきています。
それぞれ、詳しくご紹介していきます。
沖縄そばとソーキそばの特徴
沖縄そばとは
そばの種類としての「沖縄そば」
そばの種類としての「沖縄そば」の特徴は麺です。
沖縄そばの麺は白いのが特徴的で、「そば」という名前がついているのにそば粉は使われていません。
本来そば粉を使わない麺に「そば」表記はできなかったのですが、長年の沖縄製麺協同組合による交渉や努力で沖縄食文化としてそれまで親しまれ来た「沖縄そば」名称が認可されることになりました。
公正取引委員会から正式に認可された10月17日は沖縄そばの日になりました。
お店や地域によって麺の形状や素材は工夫されていますが、沖縄そばの総称として「沖縄そば」と呼ばれています。
お店のメニューとしての「沖縄そば」
大体のお店では、そのお店のシンプルな基本のそばを「沖縄そば」というメニューとして設定されています。
基本的には
・三枚肉
・かまぼこ
・ネギ
・(紅ショウガ)
がトッピングされたそばを「沖縄そば」としているお店が多いです。
この、三枚肉が入ったそばを沖縄そばと言うことが多く三枚肉そばと言われることもあります。
ソーキそばとは
ソーキそばは沖縄そばの中のメニューの1つで、ソーキがトッピングされた沖縄そばの事を言います。
沖縄そばには、他にもトッピングの違いによって
・てびちそば
・アーサーそば
などがあり、ソーキそばはそのトッピングの名前がついた沖縄そばのメニュー名という事になります。
「ソーキ」というのは豚のスペアリブのことで、大きなお肉が沖縄そばにのせられているので見た目からもボリュームを感じられます。
ソーキは、お店にもよりますが黒糖や泡盛、醤油などで甘辛く味付けされていて見た目と違って固さは感じず味も染みて本当に美味しいです。
お店によってソーキの種類も様々で
・炙りソーキ
・軟骨ソーキ
・骨付ソーキ
など種類があります。
お店で注文するときにはそのお店の「ソーキそば」のソーキの種類を事前に調べておくのがおすすめです。
メニュー表にのせられている写真やメニュー表記にも注意してみてくださいね。
沖縄そばとソーキそばの違いはトッピング
以上のことから、
・沖縄そばには「三枚肉」
・ソーキそばには「ソーキ(スペアリブ)」
という、大きく見分けるとトッピングの違いがあるという事になります。
沖縄そばとソーキそばの違い
発祥や歴史の違い
沖縄そばとソーキそばの歴史の違いとしては、沖縄そばの方が古くなります。
元々沖縄そばは14世紀後半に中国から伝わったとされています。(所説あります)
元々の沖縄そばにソーキをトッピングするようになり「ソーキそば」という言葉が有名になりました。
お肉の違い
沖縄そばとソーキそばではお肉の違いがあります。
沖縄そばは「三枚肉そば」とも言われる通り、沖縄そばにトッピングされているのは三枚肉です。
三枚肉というのは、豚の角煮を甘辛く味付けしたあと、皮・赤身・脂身が三層になるように切ります。
ソーキは、「スペアリブ」という意味で三枚肉と比べるとお肉のボリュームも多く、量も多く感じられます。
ソーキにも種類があり、スタンダードなソーキの他にも
・骨付ソーキ
・軟骨ソーキ
・ソーキを炙った炙りソーキ
などがあります。
スープや味の違い
沖縄そばとソーキそばでは味の違いがあります。
お店によっても沖縄そばとソーキそばでスープを変えているこだわりも見られます。
ベースのスープが同じでも、三枚肉とソーキでは味がかわります。
三枚肉はじっくり煮込まれ柔らかいですが、色もソーキよりは薄い場合が多いため味はあっさりしています。
ソーキは味も濃く、軟骨がとろけるくらいになっているのでその出汁とスープが合って味が深くなります。
値段の違い
沖縄そばとソーキそばでは、値段の違いもあります。
トッピングなしの基本のそばを「沖縄そば」としているお店が多いので沖縄そばは価格は安いです。
ソーキそばは、お店のメニューの中でも高めの価格設定となっているお店が多いです。
沖縄そばのソーキ以外の具材そば
沖縄そばには、ソーキ以外の具材を使った様々な種類のそばがあります。
それぞれお店によって特徴も味も違うので食べ比べも楽しくておすすめですよ!
アーサーそば
アーサーは、海藻の一種で沖縄そばにもよくトッピングされています。
沖縄そばにたっぷりのあーさーが入っているお店や、麺にアーサーを練りこんでいるお店もあります。
てびちそば・ラフティーそば
沖縄料理としても有名な「てびち」「ラフティー」をトッピングした
・てびちそば
・ラフティーそば
もあります。
それぞれ好みが分かれるメニューですね。
フーチバーそば
沖縄ではよもぎのことを「フーチバ―」と言い、フーチバ―を使った「フーチバーそば」もあります。
お店によって、沖縄そばにフーチバ―を入れたりフーチバ―を麺に練りこんでいるお店もあります。
ゆし豆腐そば
「ゆし豆腐」は普通のお豆腐より柔らかくて、沖縄ではスーパーで入荷したてのあたたかい状態のまま購入できることもあります。
ゆし豆腐そばは、沖縄そばにゆし豆腐がトッピングされていてあっさり目がいいなという時に注文します。
車えびそば
沖縄では、車海老の生産で有名な
・久米島
・与那国島
の沖縄そば屋さんでは、車エビそばのメニューがあります。
他にも、
・モツをつかった中身そば
・野菜炒めをトッピングした野菜そば
・もずく天ぷらをトッピングしたモズクそば
などもあります。
↓こちらは石垣島で食べた納豆トッピングそば!とても美味しかったです。
沖縄そばとソーキそば以外の地域により違うそば
沖縄そばには、地域によってその地域名がついたそばの呼び方があります。
それぞれの地域のお店にも沖縄そば、ソーキそばのメニューがあります。
宮古そば
宮古島では宮古そばが食べられます。
宮古そばの麺は細い平面なのが特徴的です。
元々の宮古そばは、具材が麺の下に入れるのが本来のようですが今は段々改良されてきて具材を麺の上にのせるスタイルのお店が増えてきています。
子どもの頃はじめて宮古そばを見た時に「え?麵だけなの??」と驚いた記憶があります…
八重山そば
八重山そばは石垣島をはじめとする八重山諸島で食べられる沖縄そばの事を言います。
八重山そばの最大の特徴は麺の太さで、沖縄本島の麺とは違い面が丸麺で本島の麺と比べると細く感じます。
三枚肉やかまぼこが細切りされているのも特徴的で、紅ショウガは入っていないことが多いです。
大東そば
大東諸島では大東そばが食べられます。
太い縮れ麺が特徴的です。
大東と言えば私の大好きな大東寿司がそばのサイドメニューとして食べられるのも魅力的!
他にも、久米島の久米島そばなど地域名がついたそばがあります。
ランチにも子連れにも!沖縄そばもソーキそばも食べれらるお店紹介
沖縄にはたくさん沖縄そばのお店があり、沖縄観光のランチでよく行きます!
子連れでも初めてでも行きやすいお店が多いのでぜひ沖縄旅行の際は沖縄そばやソーキそばを味わってくださいね。
OKINAWA SOBA EIBUN
住所:沖縄県那覇市壺屋1丁目5−14
OKINAWA SOBA EIBUNは、那覇市壺屋にあるのでレンタカーなしでも行くことができますよ!
国際通りからも近いのでアクセスもいいです。
ランチで良く行きますが、混んでいるので近くの2号店もおすすめです。
OKINAWA SOBA EIBUNではKIDSそばもあります。
麺処てぃあんだー
住所:沖縄県那覇市天久1-6-10
那覇に住んでいた家の近所だったお店で、休日には家族でよく行っていました。
今でも沖縄に行く際にはそばを食べに行っています。
県外の沖縄物産展にも出店している沖縄そば屋さんです。
空港食堂
住所:沖縄県那覇市鏡水150 那覇空港ビルディング1F
那覇空港内にある空港食堂の沖縄そばもとても美味しいのでおすすめです!
ソーキそばのメニューもあります。
どらえもん
住所:沖縄県那覇市久茂地3丁目2−17 カネトヨビル 2F
どらえもん国際通り店は、国際通りにあるため観光でも立ち寄りやすくておすすめです!
宮古そばのお店で沖縄そばもソーキそばも食べられます。
沖縄そばとソーキそばトッピングでの味変もおすすめ
沖縄そば屋さんへ行くと、テーブルに様々な調味料が並んでいることが多いので、ぜひ味変にもチャレンジしてみてくださいね。
コーレーグース
沖縄そばの調味料と言えばコーレーグース!
唐辛子を泡盛につけたとても辛い調味料です。
実家では自家製で作っていました。
少しの量で辛くなるので入れすぎに注意が必要なのと、泡盛で作っているので注意が必要です。
ピパーチ
石垣島の沖縄そば屋さんにはピパーチという胡椒のような調味料が置いてあることが多いです。
とても美味しくて、石垣島に帰省するときにはいつも買って常備しています。
味はほぼ胡椒と同じです。
シークワーサーも美味しい
シークワーサーはあまり置いてないかもしれないのですが、家で食べる時にはシークワーサーを絞って入れるのも好きです。
大宜味村のシークワーサーパークに行ってからは、そのおいしさにはまって原液を購入しています。
沖縄そばとソーキそば一緒にジューシーも一緒に食べてみよう!
沖縄そば店では、ジューシーおにぎりがメニューに入っているお店が多いのでわが家ではいつもジューシーも注文しています。
子連れの方にも、分けて食べるのにおすすめです。
沖縄そばとソーキそばどちらを選ぶ?
あっさり好きは沖縄そば
沖縄そばは、シンプルなのでソーキそばよりあっさりしています。
我が家は、子どもが小さい時にはどのお店でも子ども用は沖縄そばを注文していました。
こってり好きはソーキそば
ソーキそばは、ソーキがとてもこってりしているお店が多いのでこってり好きの方におすすめです!
実は私は子どもの頃は三枚肉もソーキも苦手でした…
母が自宅でだしから作ってくれた沖縄そばもお肉は全部残していたんです。
でも、大人になってから食べられるようになり今では三枚肉もソーキも大好きです!
三枚肉とソーキが両方入った沖縄そばメニューも!
お店によっては、ソーキも三枚肉も両方入った沖縄そばメニューを出しているお店もあります。
お肉たっぷりでボリュームがすごいですが、とても美味しいです。
沖縄内外でも楽しめる沖縄そばとソーキそば
現在は、沖縄そばも有名になって来て沖縄でも地域のお祭りやイベントなどで沖縄そばが食べられるようになってきました。
沖縄県外にも沖縄料理店がたくさんあるので、沖縄そばもソーキそばも食べられます。
沖縄そばはスープから自分で作るととても時間と手間があかかるので気軽に沖縄そばが食べられるようになってきているのは嬉しいですね!
沖縄物産展も、全国で開催されているのでぜひお近くで開催される際には足を運んでみてください。
沖縄そばとソーキそばの違いまとめ
沖縄そばとソーキそばの違いは、簡単に言ってしまえばそばの上に乗っているお肉の違いということになるのですがその味は、お店の作るこだわりスープや味付け、麺の種類によって変わります。
また、地域によっても変わってくるのでぜひいろいろな沖縄そば巡りをしてお気に入りの沖縄そばを見つけてくださいね!
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